第32回ナショナル・トラスト全国大会 開催報告

全国大会は、皆様にナショナル・トラストの取組を知ってもらい、活動に参加するきっかけとしていただくことを目的に開催しています。

今年のテーマは「未来へ続く自然、再生と持続のために」
1964年に日本初のナショナル・トラストが鎌倉で始まって半世紀がたちました。一過性ではなく、未来へと続いていくトラスト活動のありかたについて考える機会として企画しました。

当日は、多くの皆様にご参加いただき、盛会のうちに終了することができました。
世界自然遺産登録に向け注目が集まる奄美大島の自然を守る取組みについて、薗氏から奄美の歴史を交えお話いただいた他、日本を代表するトラスト地である鎌倉・天神崎からその長い活動を振り返りつつ、今後の展望を報告いただきました。
また、トラスト活動の推進を支援する企業の取組や地域自然資産法についてもご紹介いただき、多様な視点からトラスト活動について考えることができました。

※当日の発表をまとめた報告書はこちら


クリックすると当日プログラムが見られます(PDF)
■日時
  2015年2月21日(土)
 14:00~19:00

■会場

  IVYホール青学会館 3F ナルド (東京都渋谷区)

■プログラム
【第一部】
開会  (公社)日本ナショナル・トラスト協会会長 池谷奉文
      (公社)日本ナショナル・トラスト協会最高顧問 愛知和男

来賓挨拶
 環境省大臣官房審議官 小川晃範氏

活動報告 (公社)日本ナショナル・トラスト協会 事務局長 関健志

講演
「奄美大島の世界自然遺産登録に向けて」 
  NPO法人環境ネットワーク奄美 薗博明氏

地域からの報告
「古都・鎌倉の景観を守って半世紀」
  (公財)鎌倉風致保存会 事務局長 野田充博氏
「天神崎の素晴らしさを子どもたちに伝える」
  (公財)天神崎の自然を大切にする会 業務執行理事 玉井済夫氏

話題提供
「地域自然資産法の施行に向けて」
  環境省自然環境局自然計画課生物多様性施策推進室 速水香奈氏
「ナショナル・トラストを題材としたESDプロジェクト」
  三井住友信託銀行経営企画部 理事・CSR担当部長 金井司氏

閉会  (公社)日本ナショナル・トラスト協会副会長 漆畑信昭

【第二部】 
ナショナル・トラスト交流会 
協賛企業からのご挨拶、各地域の団体からの近況報告

■主催 
公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会

■後援 
環境省

■協賛 
(株)竹中工務店、三井住友信託銀行(株)、アムウェイ・ネ-チャーセンター、Dream World OHATA、奄美からの素朴な贈り物 がじゅMarine
  ■過去の開催記録
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