トラスト活動とは?
ナショナル・トラストの発祥
![]() |
![]() |
19世紀の英国。産業革命とともに急速に自然が失われるなか、3人の市民が「ナショナル・トラスト」を考えました。ここでいう「ナショナル」は「国家の」ではなく、「国民の」を指します。英国のナショナル・トラストは、国民のために、国民自身の手で大切な自然環境という資産を寄付や買い取りなどで入手し、守っていく活動として始まりました。
その後、1895年に非営利団体「英国ナショナル・トラスト」が設立され、多くの人々から寄付が集まるようになりました。ピーターラビットの生みの親でもあるビアトリクス・ポターもそのうちの1人です。彼女は、湖水地方の美しい風景を守るために1,700haを超える土地を買い取り、その管理維持を英国ナショナル・トラストにゆだねました。
このような公益性の高い活動は、本来であれば、公有地化などを通じて行政が取り組むべきものです。ナショナル・トラストは、市民の慈善の精神を原動力として、行政を先導する役割を果たしています。




