第36回 ナショナル・トラスト全国大会
         -自然は人も地方も美しくする-

全国大会は、ナショナル・トラスト活動に関心のある方への情報発信と、トラスト活動を行っている団体同士の交流を主な目的として開催しています。

今年のテーマは「自然は人も地方も美しくする」。

生活環境の変化に伴って、かつてあった自然と人々の暮らしとのつながりは、うすれてきています。今回は、そうしたつながりを、再び地域の人々や子どもたちに伝え、自然を守るための「人づくり」・「地域づくり」に取り組まれている方々を各地からお呼びしました。

どなたでもご参加いただけますので、どうぞお気軽にお申し込みください。

■ ナショナル・トラスト
市民や企業の皆様のご寄付をもとに、自然や歴史豊かな環境を買い取りなどによって次世代に残す、19世紀に英国で発祥した市民活動です。
日本では1964年に鎌倉で始まり、半世紀を経た今、50以上の地域に広がっています。



■日時
  2018年
1215日(土) 14:00~ (13:30開場)

■会場

  IKE・Biz(イケビズ) 6F 多目的ホール (東京都豊島区) →アクセス


チラシ(PDF)
■プログラム


14:00 開会挨拶  
  (公社)日本ナショナル・トラスト協会 会長  池谷奉文
    
14:15 ナショナル・トラストについて
  (公社)日本ナショナル・トラスト協会 事務局長  関健志
14:30 トラスト団体の取り組み
「地域の宝・十二潟を引き継ぐための人づくり・地域づくり」
NPO法人 いいろこ十二潟を守る会 理事長  山崎 敬雄
阿賀野川の大改修工事によって、蛇行部分が切り離された三日月湖、十二潟。
アサザやガガブタなど貴重な植物の群生する潟(水面)を不法投棄から守るため2017年に買い取り、環境教育の場として、地元小学校や地域住民と希少植物の保全活動や外来種の駆除、観察会の取り組みを実施しています。「潟」という「地域の宝」の魅力をどのように人々に伝えているのか、紹介していただきます。
15:00 トラスト団体の取り組み
「ローカル・トラストの挑戦;人づくり、地域づくり、組織づくり」
公益財団法人 トトロのふるさと基金 理事長  安藤 聡彦
市民からの寄付により初めて森を買い取った1991年以来、雑木林を中心に48カ所の森が「トトロの森」として守られています。雑木林を守り維持するためには人の力が必要です。そしてその人の力を結集するためには組織の力もまた必要です。雑木林とともにある地域を育むために、どのような人づくりや組織づくりに取り組んできたのか、これから何が課題であるのかについて紹介していただきます。
15:30 休憩(10分間)
15:40 講演
「森は海の恋人 人の心に木を植える」
NPO法人 森は海の恋人 理事長  畠山重篤
宮城県気仙沼湾で牡蠣養殖業を営む傍ら、豊かな海を育むために、湾に注ぐ上流の山への植樹活動、「森は海の恋人運動」を平成元年より続けられています。
これまで植樹された落葉広葉樹は約3万本。東日本大震災後は、気仙沼舞根湿地の保護・保全にも取り組まれ、特に、近年力を入れている毎年多くの子どもたちを養殖所へ招いての自然体験学習など、「人づくり」や「地域づくり」について、森・川・海のつながりを将来世代に伝える取り組みを紹介していただきます。
16:45 閉会  (公社)日本ナショナル・ トラスト協会 副会長 漆畑信昭

【第二部】 交流会 (17:15~19:00) 6F 多目的ホール 
※1F(egg)より変更となりました。

※ 注意事項
・駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
・ゴミはお持ち帰りください。
・プログラムは諸事情により変更になる場合があります。



■参加方法  ■参加費
  参加ご希望の方は①~⑤について、TEL、FAX、E-mail の
  いずれかでお知らせください。
  第一部 500円  第二部 3,000円
  (当日、受付にてお支払いください。)
  ① 参加希望の部 [ 第一部(500 円)、第二部(3,000 円) ]
  ② 氏名
  ③ 住所
  ④ 受付完了の連絡先(FAX、E-mailのいずれか)
  ⑤ ご所属(団体名・会社名など)
 ※一週間以内に受付完了のご連絡をいたします。
  ※お預かりした個人情報は、当協会のプライバシーポリシーに基づき、
   適正に管理します。


■主催 ■後援
 (公社)日本ナショナル・トラスト協会   環境省、豊島区、日本ビオトープ管理士会



■過去の開催記録
  2009年度   2010年度   2011年度   2012年度   2013年度   2014年度   2015年度   2016年度   2017年度