第33回 ナショナル・トラスト全国大会
       ~日本の美しい風景を守り、活かす~

全国大会は、トラスト活動に関心のある方々への情報発信とトラスト活動を行っている団体同士の交流を主な目的として開催します。

今年のテーマは「日本の美しい風景を守り、活かす」。NPO法人「日本で最も美しい村」連合の杉一浩常務理事をお迎えし、日本の美しい風景を守り、活かす方法を考えます。
どなたでもご参加いただけますので、どうぞお気軽にお申し込みください。

※このイベントは終了しました。 →開催報告はこちら


■日時
  2016年
227日(土) 14:00~

■会場

  日比谷図書文化館 BF1 コンベンションホール (東京都千代田区)

クリックするとチラシが見られます(PDF)
■プログラム
【第一部】
14:00 開会  (公社)日本ナショナル・ トラスト協会 会長 池谷奉文
14:20 日本ナショナル・トラスト協会 2015年度の活動報告
14:30 基調講演
地域の資源を活かした「最も美しい村」づくりへ
NPO法人「日本で最も美しい村」連合 常務理事 杉一浩氏
1982年にフランスで興った「最も美しい村」運動を手本に始まった「日本で最も美しい村」連合には、現在、47の町村と7地域の合計54町村・地域が加盟し、それぞれが最も美しい村を目指して取り組んでいます。ナショナル・トラスト活動とも共通点が多いこの運動について、「美しい村」から「最も美しい村」を目指す全国の実践例をご紹介いただきながら、観光振興に向けた付加価値の向上や、持続的な地域づくりについて学びたいと思います。
15:20 休憩
15:35 地域からの報告
中山道・妻籠宿における訪日観光の新しい動き
公益財団法人妻籠を愛する会 常務理事 藤原義則氏
長野県南木曾町にある中山道の宿場、妻籠宿は、現在は江戸時代の町並みが保存されており、特に近年は、欧米を中心に外国人の観光客が増えています。妻籠宿周辺における外国人観光客の動向と受け入れ側の対応、歴史的な町並みと周囲の豊かな自然環境を活かした今後の観光についてお話します。
ヤイロチョウの森トラスト活動の歴史・現在・未来
公益社団法人生態系トラスト協会 会長 中村滝男氏
絶滅危惧種のヤイロチョウの生息する森を取得するトラスト活動を2002年に開始し、トラスト地は約280haに広がりました。活動の現状と課題、行政と連携した自然林の再生、自然体験の場としての活用など、今後の展望について報告します。
両神山ナショナルトラスト1,232haの取得報告
公益財団法人埼玉県生態系保護協会 研究員 伊藤惇氏
秩父の美しい水源の森を取得して、将来世代に守りつなぐ「水のトラストしよっ基金」の取り組みの一環として、2014年に「両神山ナショナルトラスト」プロジェクトが始動しました。2015年9月に取得した両神山の山頂を含む1,232haの広大な森の取得について報告します。
16:25 パネルトーク
テーマ:日本の美しい風景を守り、活かす
   ○ NPO 法人「日本で最も美しい村」連合 常務理事 杉一浩氏
   ○ (公財) 阿蘇グリーンストック 副理事長 山内康二氏
   ○ しれとこ100平方メートル運動推進本部長/斜里町長 馬場隆氏
   ○ (公社)日本ナショナル・トラスト協会 事務局長 関健志(進行)
トラスト活動によって守られた自然や歴史的な環境、美しい風景を活かし、観光をはじめとする地域産業の活性化や持続可能な地域づくりをどう進めていくか、各地の先行事例を交えながら話し合います。
17:25 閉会  (公社)日本ナショナル・ トラスト協会 副会長 漆畑信昭
【第二部】 交流会 (17:30~19:00)  BF1 ライブラリーダイニング日比谷



■参加方法  ■参加費
  参加ご希望の方は下記項目について、TEL、FAX、E-mail の
  いずれかでお知らせください。
  ※申込完了の連絡はいたしません。定員に達した場合のみご連絡いたします。
  第一部 500円  第二部 3,000円
  ① 氏名
  ② 住所
  ③ 連絡先
  ④ ご所属(団体名・会社名などあれば)
  ⑤ 参加希望の部[第一部(500 円)、第二部(3,000 円)]
 ※お預かりした個人情報は、当協会のプライバシーポリシーに基づき、
   適正に管理します。

■主催 ■後援
 (公社)日本ナショナル・トラスト協会   環境省
■協賛
 株式会社竹中工務店、三井住友信託銀行




■過去の開催記録
  2009年度   2010年度   2011年度   2012年度   2013年度   2014年度